志摩観光ホテルの「ザ クラシック」と「ザ ベイスイート」は、どちらも英虞湾(あごわん)を望む絶景が魅力です。
2つの主な違いは、客室の広さや館内設備、ホテルでの過ごし方、料金と言えます。
【どっちを選ぶ?先に結論】
- 歴史やクラシックホテル感を重視 → クラシック
- 広さ・スパ・ラグジュアリー感重視 → ベイスイート
割引クーポンやセールで料金が変わることがあるので、空室と料金をチェックしておくのがおすすめです。
ザ クラシックは、木のぬくもりや歴史・伝統を感じながら過ごせる客室が多いです。比較的利用しやすい価格帯のプランもあります。庭園や館内施設を歩きながら、老舗ホテルらしい雰囲気を楽しみたい人に向いています。
ザ ベイスイートは、全室スイート仕様のラグジュアリーホテルで、標準客室でも100㎡ある広々とした空間が特徴です。客室で過ごす時間や、スパ&サウナを含めたゆとりある滞在を重視したい人に向いています。
両ホテルの施設は相互利用できますが、スパ&サウナ(浴場)に関しては、ベイスイートの宿泊者専用です。
この記事では、志摩観光ホテル「ザ クラシック」と「ザ ベイスイート」の違いを、客室・館内施設・料金・相互利用ルールまで詳しく比較していきます。
ザ クラシックとザ ベイスイートの主要な違い一覧(比較表)

伊勢志摩国立公園にある志摩観光ホテル(Yahoo!トラベル)
はじめに、ザ クラシックとザ ベイスイートの主な違いを比較表でまとめました。
| 項目 | ザ クラシック | ザ ベイスイート |
|---|---|---|
| 客室コンセプト | クラシカル・伝統・温かみ | 全室スイートのラグジュアリー空間 |
| 客室の特徴 | 村野藤吾氏らしい雰囲気の客室や モダン寄りのリニューアル客室あり |
全室スイート仕様 |
| 客室の広さ | 約28〜96㎡ | 約100〜210㎡ |
| 標準客室 | コンフォートツイン(28㎡) | スーペリアスイート(100㎡) |
| 景色 | 英虞湾を穏やかに眺める落ち着いた雰囲気 | 大きな窓やバルコニーから英虞湾を広く眺望 |
| 大浴場・サウナ | 専用大浴場なし | スパ&サウナあり(ベイスイート宿泊者専用) |
| スパ | なし | オー・スパあり |
| ラウンジ | リーディングルーム・リスニングルーム併設 | 最上階ラウンジ・屋上庭園直結 |
| 景観施設 | 屋上展望台あり | 屋上庭園あり |
| プール | 夏季限定ガーデンプールあり | なし(クラシックのプールを利用) |
| チェックイン/アウト | 15:00/11:00 | 14:00/12:00 |
| 相互利用 | 利用できる(ただし、スパ&サウナ以外) | 利用できる |
| ベッド | シモンズ社製 | シーリー社製 |
| 料金目安 | 比較的利用しやすい価格帯 | 高価格帯・ラグジュアリー寄り |
| 向いている人 | 歴史やクラシックホテル好き | 客室重視・記念日・ラグジュアリー重視派 |
クラシックは「歴史あるクラシックホテルに泊まりたい人」向け、ベイスイートは「広い客室やスパ付きのラグジュアリー滞在を重視したい人」向けという違いがあります。
また、クラシック宿泊でもベイスイート側のラウンジや屋上庭園を利用できるため、宿泊費は抑えつつ、ベイスイート側の景色やラウンジも楽しむという選び方もできます。
志摩観光ホテル|ザ クラシックとザ ベイスイートの違いを詳しく解説
客室タイプ・広さ・設備の違い
「落ち着いたクラシックホテルらしさ」を重視するならクラシック、「客室の広さやラグジュアリー感」を重視するならベイスイートと、違いがかなりはっきりしています。
ザ クラシックの主な客室タイプ
| 客室タイプ | 広さ | 特徴 |
| コンフォートツイン | 28㎡ | 村野藤吾氏らしいクラシカルな雰囲気を感じやすい客室 |
| コンフォートラージ | 35㎡ | 伊勢志摩の自然をモチーフにしたデザイン |
| プレミアムツイン | 36㎡ | 窓側ベンチシート付き・モダン寄りの客室 |
| プレミアムスイート | 79㎡ | 畳リビング・ビューバス付き |
| アンバサダースイート | 57㎡ | 木のぬくもりを感じる落ち着いた空間 |
| クラシックアンバサダー | 65㎡ | 昭和レトロな家具や照明が特徴 |
| ロイヤルスイート | 約96㎡ | 伊勢志摩サミット時に首脳が利用した最上級客室 |
ザ クラシックの客室は、28㎡のコンフォートツインから、伊勢志摩サミット時に首脳が利用したロイヤルスイートまで幅広く用意されています。
昭和を代表する建築家・村野藤吾氏らしいクラシカルなデザインや家具の雰囲気を感じられる客室もある一方、リニューアルされたプレミアム系客室では、モダンさや過ごしやすさを重視した造りも取り入れられています。
客室の例

コンフォートツイン 窓からみえる賢島の景色と、あたたかみあふれる落ち着いた空間で、穏やかに過ごせます。:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)

プレミアムスイート 和を感じるスイートルーム。:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)

プレミアムスイート イメージ:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)

バスルームから望む英虞湾(アンバサダースイート):志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)
ザ ベイスイートの主な客室タイプ
| 客室タイプ | 広さ | 特徴 |
| スーペリアスイート ツイン | 100㎡ | ベイスイートの標準客室・バルコニー付き |
| スーペリアスイート キング | 100㎡ | キングベッド仕様・カップル向け |
| FUTONスイート | 100㎡ | 2〜3名利用しやすい和テイスト客室 |
| スパスイート | 100㎡超 | 客室内スパトリートメント対応 |
| コーナースイート | 110㎡ | コーナー眺望を楽しめる特別客室 |
| ロイヤルスイート | 210㎡ | ベイスイート最上級客室 |
ザ ベイスイートは全室スイート仕様で、標準客室でも100㎡あり、全体的に「広さ」や「部屋で過ごす時間」を重視した客室構成です。
リビングスペースやバルコニーを備えた客室が中心で、英虞湾を眺めながらゆったり滞在できる造りです。
また、ベイスイートではシーリー社製ベッドを採用し、ReFaシャワーヘッド・ドライヤーも全室に設置されています。
客室の例

スーペリアスイート ツイン:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)

3名様でお泊まりいただけるFUTONスイート:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)

賢島の海や森を眺めながらのバスタイム:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)
眺望(景色)の違い
どちらの館からも英虞湾を眺められますが、景色の楽しみ方には違いがあります。
ザ クラシックは、落ち着いた客室やベンチシートから穏やかな英虞湾を眺めるスタイルで、静かな時間を楽しみやすい雰囲気です。
一方、ザ ベイスイートは、大きな窓やバルコニーを備えた客室が多く、英虞湾をより広く開放的に感じやすい造りになっています。

心地よい風を感じるバルコニーでリラックス:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)
温浴エリアの利用について
温浴施設の利用ルールは、ザ クラシックとザ ベイスイートの大きな違いひとつです。
ザ ベイスイートには、宿泊者専用の「スパ&サウナ(浴場)」があります。
ドライサウナや個室型シャワールーム、女性用テピダリウム(温気浴室)などを備えており、ベイスイート宿泊者のみ利用可能です。
一方、ザ クラシック宿泊者は、このスパ&サウナ(浴場)は利用できません。
「スパ&サウナを利用したいかどうか」は、選ぶ際の大きな違いになりそうです。

ドライサウナを備えた大浴場はザ ベイスイートご宿泊のお客様専用:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)
チェックイン・チェックアウト時間の違い
ザ クラシックは、15:00チェックイン・11:00チェックアウトです。
一方、ザ ベイスイートは、14:00チェックイン・12:00チェックアウトとなっています。
ベイスイートの方が滞在時間にやや余裕があり、朝食後に部屋でくつろいだり、屋上庭園やラウンジで最後の時間を過ごしたりしやすいのがポイントです。
館内設備・サービスの違い
館内設備やラウンジの雰囲気にも、ザ クラシックとザ ベイスイートで違いがあります。
ザ クラシックのゲストラウンジは、リーディングルームやリスニングルームを併設した落ち着いた空間です。

ラウンジ:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)
英虞湾を望むデッキもあり、読書や音楽を楽しみながら静かに過ごしたい人に向いています。

ゲストラウンジのウッドデッキ:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)

夕陽の頃には、ザ クラシックゲストラウンジに多くのお客様が集い、英虞湾に沈むサンセットをご覧になります。:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)
また、クラシックには、夏季限定のガーデンプールや、庭園・金刀比羅参道、屋上展望台などがあります。
屋上展望台からは、リアス式海岸ならではの英虞湾の景色や、「日本の夕陽百選」に選ばれた夕景を楽しめます。
ショップ系施設も充実しており、ホテルメイドのパンやケーキ、伊勢海老のクリームスープなどを販売する「ザ クラシック ショップ」もあります。

ガーデンプール(夏季のみ営業):志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)
一方、ザ ベイスイートのラウンジは最上階にあり、屋上庭園と直結しています。

ラウンジ:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)
屋上庭園は、伊勢志摩サミット時に各国首脳の集合写真が撮影された場所としても知られています。

屋上庭園には2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットのフォトスポットがあります:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)
また、ベイスイートには「オー・スパ」や宿泊者専用スパ&サウナ(浴場)があり、大人向けのラグジュアリー滞在を重視した構成です。
ショップも、ホテルギフト中心というより、ミキモトパールやホテルセレクト商品を扱う落ち着いたブティック寄りの雰囲気です。
なお、EV充電設備は両ホテルに用意されており、どちらも宿泊者は無料で利用できます。
クラシック宿泊者がベイスイート側で利用できない施設は「スパ&サウナ(浴場)のみ」です。
つまり、ラウンジや屋上庭園など、その他のベイスイート側施設は利用可能です。
また、ベイスイート宿泊者は、クラシック側施設の利用制限はありません。
「ホテルらしいクラシックな滞在」を楽しみたいならクラシック、「スパや上質感を重視した大人向け滞在」を重視するならベイスイートという違いが見えてきます。
料金の違い(目安)
ザ クラシックは、比較的利用しやすい価格帯のプランもあり、志摩観光ホテルらしい雰囲気を楽しみたい人に人気があります。
一方、ザ ベイスイートは全室スイート仕様であることから、全体的に高価格帯です。
客室の広さやスパ&サウナ、ラウンジなどを重視したい人に選ばれています。
ザ クラシック
1泊2名・1室利用の場合の料金目安
- オフシーズン:約35,000〜50,000円/人
- ハイシーズン:約50,000〜70,000円/人
ザ ベイスイート
1泊2名・1室利用の場合の料金目安
- オフシーズン:約80,000〜120,000円/人
- ハイシーズン:約120,000〜180,000円/人以上
※料金は時期やプランによって変動します。
アクセスと立地|2つの館の位置関係について
ザ クラシックとザ ベイスイートは、同じ志摩観光ホテル敷地内に建っています。
庭園や金刀比羅参道などを通って移動でき、散策を楽しみながら行き来できます。
ホテル間の送迎サービスもあります。
また、ベイスイート宿泊者はクラシック側施設を自由に利用でき、クラシック宿泊者もスパ&サウナ(浴場)以外のベイスイート側施設を利用できます。
そのため、宿泊館が異なっていても、ラウンジや景観施設などを行き来しながら滞在を楽しめます。
レストラン・食事会場の利用について
志摩観光ホテルには、ザ クラシックの「ラ・メール ザ クラシック」や、ザ ベイスイートのフレンチレストラン「ラ・メール」など、志摩観光ホテルを代表するレストランがあります。
ザ クラシックは、老舗ホテルらしい落ち着いた空間で食事を楽しみやすい雰囲気です。
一方、ザ ベイスイートは、より静かな大人向け空間で食事を楽しみたい人に向いています。

レストラン「ラ・メール ザ クラシック」:志摩観光ホテル ザ クラシック(Yahoo!トラベル)

フレンチレストラン「ラ・メール」:志摩観光ホテル ザ ベイスイート(Yahoo!トラベル)
どちらのホテルに宿泊していても、レストラン利用自体は可能ですが、場所によっては移動が必要になります。
人気レストランは予約が埋まりやすいため、宿泊予約時にレストラン予約も確認しておくと安心です。
客室の広さよりも食事を重視したい場合は、ザ クラシックに宿泊して宿泊費を抑え、その分をレストランでの食事に回すという選び方もしやすいです。
志摩観光ホテルで共通して味わえる魅力
ザ クラシックとザ ベイスイートは雰囲気こそ異なりますが、どちらも英虞湾の景色を楽しみながら、落ち着いた時間を過ごせる点は共通しています。
館内には庭園や散策道もあり、海や自然を感じながらゆっくり滞在できるのが志摩観光ホテル全体の魅力です。
また、伊勢志摩サミット開催地として知られていることもあり、館内にはサミットゆかりのスポットも点在しています。
どちらを選ぶ?ザ クラシック・ザ ベイスイートのおすすめタイプ
ザ クラシックが向いている人
- 歴史あるクラシックホテルの雰囲気を楽しみたい人
- 村野藤吾氏の建築やインテリアに興味がある人
- 落ち着いた空間で静かに過ごしたい人
- 夏季プールや庭園散策も楽しみたい人
- 価格とのバランスを重視したい人
- 客室よりも食事や館内散策を重視したい人
ザ クラシックは、老舗ホテルらしい空気感や歴史を楽しみながら滞在したい人に向いています。
ザ ベイスイートが向いている人
- 広い客室でゆっくり過ごしたい人
- 全室スイートの高級感を重視したい人
- スパ&サウナを利用したい人
- 記念日や特別な旅行で利用したい人
- ラグジュアリー感を重視したい人
ザ ベイスイートは、「客室で過ごす時間」を重視したい人や、大人向けの静かな滞在を求める人に向いています。部屋でゆっくり過ごす時間そのものを楽しみたい人に向いているホテルです。
よくある質問(FAQ)
Q:ザ クラシックに泊まっても、ザ ベイスイートの施設を利用できますか?
A:クラシック宿泊者がベイスイート側で利用できないのは「スパ&サウナ(浴場)」のみです。
ラウンジや屋上庭園など、その他施設は利用可能です。
Q:ザ クラシックに大浴場はありますか?
A:ザ クラシック側には大浴場はありません。
スパ&サウナ(浴場)はベイスイート側にありますが、ベイスイート宿泊者専用となっています。
Q:温泉はありますか?
A:温泉はありません。
ただし、ザ ベイスイートには宿泊者専用の「スパ&サウナ(浴場)」があります。
Q:ザ ベイスイートはどのくらい広いですか?
A:ベイスイートは全室スイート仕様で、標準客室でも100㎡あります。
最上級のロイヤルスイートは210㎡あり、広さを重視したい人に向いています。
Q:レストランにドレスコードはありますか?
A:志摩観光ホテルのレストランでは、スマートカジュアルが基本です。
ザ クラシック側の「ラ・メール ザ クラシック」では、夕食時にTシャツ・ショートパンツ・ダメージジーンズ・ビーチサンダルなどは控えるよう案内があります。
一方、ザ ベイスイート側のフレンチレストラン「ラ・メール」は小学生以上利用となっており、Tシャツ・ショートパンツ・サンダルなどは避けるよう案内があります。
Q:子連れならどちらがおすすめですか?
A:夏季限定のガーデンプールがある点では、ザ クラシックは子連れでも利用しやすい特徴があります。
一方、ザ ベイスイートは広い客室で過ごしやすい反面、静かな大人向けラグジュアリー滞在を重視した雰囲気です。プールや館内散策を楽しみたいならザ クラシック、客室の広さを重視したいならザ ベイスイートが候補になります。
Q:伊勢志摩サミットゆかりの施設はありますか?
A:クラシック・ベイスイート両館とも、伊勢志摩サミット関連の客室やスポットがあります。
ベイスイートの屋上庭園は、各国首脳の集合写真が撮影された場所として知られています。
また、両館には首脳が宿泊した客室もあります。
まとめ
ザ クラシックは、老舗ホテルらしい落ち着いた雰囲気を楽しめるホテルです。
比較的コンパクトな客室からスイートまで幅広く用意されており、客室タイプによって雰囲気も異なります。
一方、ザ ベイスイートは、全室スイート仕様の広い客室やスパ&サウナを備えたラグジュアリーな滞在が特徴です。
「歴史やクラシックホテル感を重視するか」「客室の広さやスパを重視するか」で、選び方が変わってきます。
滞在スタイルに合わせて選ぶことで、志摩観光ホテルならではの時間を楽しめるでしょう。



